公益財団法人日本書道教育学会

書作展受賞者の声

理事長賞  鈴木 洋一

四十八才の時、地区の書道教室へ通い始め、小学校以来の筆を手にすることになりました。

趣味で短い文を綴っていたので、正式な字を学びたいと思いました。地区の教室で八年半、その後のブランク十七年、そして二年前に本校で学ぶことを決めました。書道の基本を学び多くの気付きを与えられました。手の力を抜いて鋒先を効かせることにより線質が向上しました。また黒い線で残った白い部分の美しさを生かすことも知りました。

文字文化の奥深さとおもしろさを学びつつ、次に続く若人に伝えられるよう精進してまいります。

理事長賞  深田 典子

この度は、思いがけず理事長賞を頂戴し、喜びと感謝の気持ちで一杯です。常に熱心にご指導いただいた先生方には深く感謝致します。励ましや助言をくださった学友、先輩方、ありがとうございました。

書道初心者の私は、毎日筆を持つ事を心に決めました。書き続けるうち、書く事が楽しくなりました。二年間、協力してくれた家族にも感謝しています。

この賞を励みに、さらなる上達を目指し、頑張りたいと思います。

理事長賞  富田 麻美

この度は理事長賞という身に余る賞を賜り、心より感謝申し上げます。

卒業制作では、手鑑を折帖風に表現したく、料紙選びからインクの潤渇、更に表装時の配置など特に気を付けました。今回の受賞を励みに、心新たに精進を重ねてまいりたいと思います。書道・ペン師範科合わせて四年、熱心にご指導下さいました諸先生方に、厚く御礼申し上げ、日本書道教育学会の益々のご発展をお祈り申し上げます。

書学院院長賞  尾崎 宮子

この度は書作展におきまして、思いがけず書学院院長賞を賜り、喜びと感謝の気持ちで一杯です。これも偏に熱心にご指導いただいた先生方や励まし合いながら学んだ仲間たちのおかげであり、心から感謝しております。今回いただいた賞は今しかとることができない貴重な新人賞と仲間が表現してくれました。この栄誉を今後の励みとし、真摯に取り組み、精進して参ります。今後ともご指導よろしくお願い申し上げます。

書学院院長賞  川瀬 英之

指一本でポーンと音を出すだけでもプロの演奏家の音は素人とは違うのよ、と言ったのはピアノが好きな母でした。書も同じ様に思います。先生方の書く線一本一本の質はまさにプロのそれで、私は筆の運びを目に焼き付けては自宅で何度も何度も練習を重ねました。今振り返ると先生方の技を間近で見ることが出来る、なんと贅沢な二年間であったかと思います。今後も上達の努力を欠かさない事が恩返しと思い精進を重ねるつもりです。お世話になった全ての人に感謝いたします。有難うございました。

書学院院長賞  高野 有加

今なお手書きである事を求められる場面は数多くありますが、それは字に人柄や感情が表れるからだと思います。臨書によって書と向き合う事は、対話のような面白さがあり、書の奥深さを感じるものでもありました。

院長賞という過大な評価を賜わり大変恐縮ではありますが、少しでも誰かの心に留まるような作品が書けたという事だろうかと、嬉しく思います。書作展にて多くの方にご覧頂く機会となりました事、厚く感謝申し上げます。