今月の課題
不二誌8月号 競書課題
初級版
半紙 | 幼年・一年生 | ウミ |
二年生 | 先生 | |
三年生 | 見学 | |
硬筆 | 幼年 | クワガタ/オニヤンマ |
一年生 | 山のぼり/ハイキング |
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二年生 | 金魚すくい/かきごおり |
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三年生 | 夜空に大きな花火/があがった |
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条幅 | 幼・一年生 | テント |
二年生 | 夕やけ | |
三年生 | 星くず |
上級版
半紙 | 四年生 | 草笛 |
五年生 | 夏空花火 | |
六年生 | 白砂青松 | |
硬筆 | 四年 | 計画をたてて/夏休みの宿題を進める |
五年生 | 列車に乗って 祖父母の/待つ田舎をたずねる |
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六年生 | 天候の変化を雲の動きや/風の向きで予測する |
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条幅 | 四年生 | 土用波 |
五年生 | 流れ星 | |
六年生 | 名勝地 |
中高版
漢字半紙 | 誌友~五段 | 洪荒日月盈昃(趙子昂行書千字文 臨書) |
四段~初段 | 奇想天外 | |
1~10級 | 蝉時雨 | |
かな半紙 | 誌友~五段 | このまよ利も利たる月の影三れ八こゝろ徒くしの秋者支尓介利(関戸本古今集 臨書) |
四段~初段 | 高原の流星しきりなる夜かな | |
1~10級 | はにほとりりかたそななな(変体仮名) | |
漢字条幅 | 誌友~初段 | 温良恭倹譲(半切タテ) |
1~10級 | 松篁健 | |
かな条幅 | 誌友~初段 | 向日葵(ひまわり)の空(そら)かゞやけり波(なみ)の群(むれ) |
かな条幅 | 1級~10級 | 小鳥来る音うれしさよ板びさし |
新和様 | 八段~初段 | 朝顔の紺あざやかに |
1級~10級 | タラップを取ればたちまち秋の潮 | |
ペン | 八段~初段 | 千年後の人がこの和釘を見て、二千年ごろの日本には、こんな 釘を打つ鍛冶屋がいたか、と言ってもらえたらそれでいい。 |
1~10級 | 今まで誰もしなかったようなことをすること。 破天荒。 |
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日常の文字を書こう! | 提出用紙に小筆で書いて出品しなさい 残暑/鬼灯/盆踊り |
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一字書 | かな一字書 | け |
漢字一字書 | 計 |
一般版
漢字半紙 | 会友~準六段 | 深樹掩茅檐 |
五段〜準初段 | 使持節蒲州(祭姪文稿) | |
1級〜5級 | 黃中通理(高貞碑) | |
6級〜10級 | 外受傅訓(犀水行書千字文) | |
かな半紙 | 会友~準六段 | 『継色紙』「天つ風雲の通い路吹きとぢよ をとめの姿しばしとどめむ」(古今和歌集巻十七 雑歌上 872)を半紙横にして臨書 |
五段〜準初段 | 紀友則 天の川あさせしら波たどりつつ渡りはてねばあけぞしにける(『寸松庵色紙』古今和歌集 巻第四 秋歌上177) |
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1級〜5級 | わたのはら八十島(やそしま)かけて漕ぎいでぬと人には告げよ海人(あま)の釣舟(つりぶね) 野(小野篁)(『粘葉本和漢朗詠集』和漢朗詠集 巻下 704) | |
6級〜10級 | 能の於お末ま万ま介け阿あ 佐さ支き遊ゆ三み志し毛も(梅雪かな帖) |
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新和様半紙 | 会友~準六段 | 子供らの遠き游(およ)ぎをはげますと敎師は舟にて太鼓たゝけり |
五段〜準初段 | つひにわれ来りにけりと心しづめ目をあげて見る那智の大(おほ)滝 |
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1級〜10級 | 寺(てら)の庭(には)とほる水(みづ)着(ぎ) の雫(しづく)たれ | |
漢字条幅 | 会友~準六段 | 二麥倶秋斗百銭 田家喚作小豊年 |
五段〜準初段 | 半歳依脩竹三時看好花懶傾恵泉酒(苕溪詩巻) | |
1級〜10級 | 浮雲遊子意 | |
かな条幅 | 会友~準六段 | 大荒木(おほあらき)の森(もり)の下(した)草しげりあひて深くも夏のなりにけるかな(拾遺和歌集 巻三 秋歌 136 壬生忠岑) |
五段〜準初段 | 夏(なつ)衣(ごろも)片(かた)へ涼しくなりぬなり夜(よ)や更(ふ)けぬらんゆきあひの空(新古今和歌集 巻第三 夏歌282 前大僧正慈円) | |
1級〜10級 | 朝顔や一輪深き淵の色 | |
新和様条幅 | 会友~準六段 | 雲とぢし山を見さけてこのゆふべ海(うみ)の荒磯(ありそ)にものおもひもなし |
五段〜準初段 | 蝉(せみ)のこゑとほくきこえてありあけの月(つき)なほ殘(のこ)る空のあなたに | |
実用書 | お納めいたゞけますなら幸に存じます/只今は結構なお品をお送りください/まして誠にありがとうございます | |
篆刻 | 規定 | 守拙 |
随意 | (好きな語句) | |
一字書 | 規定 | 艶 |
随意 | ま |
ぺんの力
基礎コース | 規定課題 | 五段〜初段 | 二間余りを爪先上がりに登る。頭の上には大きな樹がかぶさって、身体が急に寒くなる。向う岸の暗い所に椿つばきが咲いている。 |
1級〜5級 | 欲が深すぎると、そのためにかえって身を誤ることになる。 | ||
6級〜10級 | 秋気 銀河 迎火 西瓜 フレップ いわしぐも | ||
専攻コース | 会友〜六段 | みまさ可やくめのさらや万佐ら〳〵 尓わ可奈は多てしよろ徒与ま天尓こ乃う多は貞観のお保んへのみまさ可の乎多(高野切第一種 臨書) | |
五段〜初段 | 藤太郎は、最初ひどく驚いた。が、彼を見つめるその緑いろの目が、いかにもやさしそうだったので、ちょっとためらったあと、思いきってその生き物に訊ねた。 | ||
1級〜5級 | 城ヶ島さつとひろげし投網(なげあみ)のなかに大日(だいにち)くるめきにけり | ||
6級〜10級 | 求我盛年歡 一毫無復意 | ||
随意課題 | 写経研究室 | 般若心経 延命十句観音経 | |
つけペン | まだ書かぬ七夕(たなばた)色紙重ねあり | ||
筆ペン | 苔玉づくり体験講座 植物の根を土で丸く包み、その周りを苔で覆います。インテリアとしても手軽に楽しめます。 日時 8月23日(土)午前10:30〜11:45 場所 亀山会館 工芸室 定員 小学生以上20名 (小学生は保護者同伴) 参加費 1,200円(材料費) 申込み 長崎市文化振興課 (電話 823-1234) | ||
ボールペン | 残暑お見舞申しあげます |
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専攻コース (会友〜初段) つけペン |
たなばたの夜(よ)は近(ちか)づきぬ然(しか)れども 君に吾(わ)が逢(あ)ふいつの日にかも |
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専攻コース (会友〜初段) 筆ペン |
平和を考えるバスツアー | ||
専攻コース (会友〜初段) ボールペン |
古法による臨書が、絵画におけるデッサンと同様に、 欠くべからざる重要性を持つようになり、さらに、 そのデッサンとして臨書までが、会場芸術の一つの 新しい産物として歓迎されるようになったことは、 現代書道の特筆すべき事柄である。 |