今月の課題
不二誌2024年4月号の課題を掲載いたします。
お手本はそれぞれの不二誌をご覧ください。
不二誌4月号 競書課題
初級版
半紙 | 幼年・一年生 | 横棒(細い線と太い線) |
二年生 | ハナ | |
三年生 | 大空 | |
硬筆 | 幼年 | ライオン キリン |
一年生 | こくばん チョーク |
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二年生 | 川のせせらぎ メダカのむれ |
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三年生 | 原っぱでツクシを |
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条幅 | 幼・一年生 | コトリ |
二年生 | スミレ | |
三年生 | 正しさ |
上級版
半紙 | 四年生 | 真心 |
五年生 | 成長 | |
六年生 | 木の芽時 | |
硬筆 | 四年 | 庭に植えたチューリップ が花ひらいた |
五年生 | 家ののき先で ツバメが 巣作りを始めた |
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六年生 | 未知の体験へと一歩ふみ 出す勇気を持つ |
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条幅 | 四年生 | 高い山 |
五年生 | 入学式 | |
六年生 | 桜並木 |
中高版
漢字半紙 | 誌友~五段 | 初唐三大家 |
四段~初段 | 分間布白 | |
1~10級 | 楷行草 | |
かな半紙 | 誌友~五段 | 於本曽らにむれ多るたつ能さしな可らおもふこゝろのあ利け那る可奈(蓬莱切 臨書) |
四段~初段 | すみれほと奈小さ支人にう万れたし | |
1~10級 | いろはにほへ とちりぬるを | |
漢字条幅 | 誌友~初段 | 潜志(扁額) |
1~10級 | 芸術品 | |
かな条幅 | 誌友~初段 | 春暁やひとこ曽しらね木々の雨(半切縦) |
かな条幅 | 1級~10級 | さ久らの花は美し支かな(新 半切1/2縦) |
新和様 | 八段~初段 | 鉄は熱いうちに打て |
1級~10級 | 急がば回れ | |
ペン | 八段~初段 | 山道を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。 |
1~10級 | ろんよりしょうこ 論理 仮定 証拠 | |
日常の文字を書こう! | 楷・行・草 の三体で書きなさい 春光入学 花咲希望 胸躍桜進 |
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一字書 | かな一字書 | よ |
漢字一字書 | 与 |
一般版
漢字半紙 | 会友~準六段 | 温慈惠和(自運・鳴鶴作品草稿集I) |
五段〜準初段 | 風流儒雅(枯樹賦) | |
1級〜5級 | 父官子寵(鄭羲下碑) | |
6級〜10級 | 天地玄黄(犀水行書千字文) | |
かな半紙 | 会友~準六段 | 空蟬の世にもにたるか花ざくらさくと見しまにかつちりにけり(自運・古今和歌集) |
五段〜準初段 | たこのうらにそこさへ尓ほふゝち那三を可さしてゆ可むみぬひとの多め 縄丸 東支はなる万徒のな多て尓あや那くもかゝれるふちの散支てちる可那 貫之 (粘葉本和漢朗詠集) |
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1級〜5級 | 花 春のうらゝの隅田川の本り久多りの舩人か櫂のしつ久も花と散るな可免を何にたとふへき (通信教育書道基礎科講座教科書より) |
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6級〜10級 | い ろ は に ほ へ と ち り ぬ る を |
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新和様半紙 | 会友~準六段 | 春のうみに淡路島かげ大きなり山には垂りてにごる綿雲(自運・中村憲吉) |
五段〜準初段 | 春まひる日のかげろひに湖の面は黒く沈みぬそのひとときを(小泉千樫) | |
1級〜10級 | 菜の花や淀も桂も忘れ水(池西言水) | |
漢字条幅 | 会友~準六段 | 疎影橫斜水清淺 暗香浮動月黄昏(自運・鳴鶴作品草稿集Ⅰ) |
五段〜準初段 | 是以秦皇銳思不免兹山之塵(温泉銘) | |
1級〜10級 | 風暖鳥聲碎 | |
かな条幅 | 会友~準六段 | 花ざかり春のやまべを見わたせば空さへにほふ心ちこそすれ(自運・千載和歌集) |
五段〜準初段 | さくら花ゆ免可うつゝかしら雲のたえてつね奈支み年の春可せ(新古今和歌集) | |
1級〜10級 | 清水の舞台可ら見る桜可奈(松尾芭蕉) | |
新和様条幅 | 会友~準六段 | 青苔に花散る庭におり遊ぶ雀の子二つ朝の静けさ(自運・伊藤左千夫) |
五段〜準初段 | さへづるや春日のそらの揚雲雀こゑもつばさも光となりて(太田水穗) | |
実用書 | 拝啓 急呈 前略 冠省/取り急ぎ申しあげます/度々お騒がせして申しわけございません | |
篆刻 | 規定 | 戯蝶遊蜂 |
随意 | (好きな語句) | |
一字書 | 規定 | 夢 |
随意 | か |
ぺんの力
基礎コース | 規定課題 | 五段〜初段 | 清水寺は山中から湧き出る名水がその名の由来。釘を使わず柱を組み上げた「清水の舞台」は、京都屈指の絶景である。 |
1級〜5級 | 目は口で話す以上に、感情を相手に伝えることができる。 | ||
6級〜10級 | 花冷 穀雨 山吹 若駒 フリージア しおひがり |
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専攻コース | 会友〜六段 | 入学祝 難關といわれる試驗を首尾よく御通過めで多く御入学遊ばされましたよし さぞゝヽ嬉しくほっとなさいましたでしょう(鷹見芝香著「婦人毛筆手紙文」より) | |
五段〜初段 | 許なき日かず重なるまゝに、白河の関にかゝりて旅心定りぬ。「いかで都へ」と便求しも断わり也。中にも此の関は三関の一にして、風さう(躁の足偏が馬偏)の人心をとゞむ。 | ||
1級〜5級 | 龍のごとくむなしき空に躍り出でて消えゆく煙見れば飽かなく | ||
6級〜10級 | 欲言無予和揮杯勸孤影 | ||
随意課題 | 写経研究室 | 般若心経 延命十句観音経 | |
つけペン | 春の水石をめぐりて流れけり | ||
筆ペン | 紙飛行機を作ってとばそう! 作り方やとばし方のコツを名人から教わります 日 時 4月24日(水)午後3時〜4時 場 所 春山じどうかん遊戯室 対 象 小学生以上 講 師 川崎義男先生(元弘法小学校校長) 申込み 当日直接会場へ 主 催 松本市育成活動支援係(電話34-1256) | ||
ボールペン | 宇利先生の和食教室で教わった沢庵漬けと昆布の佃煮を作ったところ家族が喜んでくれました今年度もたくさんのレシピを学びたいと思います 引き続きよろしくお願いいたします |
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専攻コース (会友〜初段) つけペン |
春の夜の鈍色なるもなまめかし海より山は濃さ増さりつつ | ||
専攻コース (会友〜初段) 筆ペン |
スプリングコンサート |
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専攻コース (会友〜初段) ボールペン |
最後に、創作志向の窮極の指標を何に置くかと言 うと、それは自然である。素材も古典も、所詮そ れは人為によるものである。人為は、いわば先人 の糟粕に過ぎぬ。真に新しい創造は自然に求める ほかはない。 |