今月の課題
不二誌2020年10・11月号の課題を掲載いたします。
お手本はそれぞれの不二誌をご覧ください。
不二誌10・11月号 競書課題
初級版
半紙 | 幼年・一年生 | ホシ |
二年生 | おまつり | |
三年生 | 秋雨 | |
硬筆 | 幼年 | たのしい えんそく |
一年生 | 赤いほおずき くぬぎの木 |
|
二年生 | スタートライン むねの高なり |
|
三年生 | すみきった空に 赤とんぼがまう |
|
条幅 | 幼・一年生 | ねがい |
二年生 | 田んぼ | |
三年生 | お月見 |
上級版
半紙 | 四年生 | 奈良京都 |
五年生 | 黄河文明 | |
六年生 | 豊年満作 | |
硬筆 | 四年 | 静かな夜 コオロギの声 に秋を想う |
五年生 | 秋が深まるにつれて木々 が色づいてくる |
|
六年生 | 山の頂に立つと眼下を雲 が流れていた |
|
条幅 | 四年生 | 金色堂 |
五年生 | 清水寺 | |
六年生 | 牛若丸 |
中高版
漢字半紙 | 五段~誌友 | 祖師西来意 |
初段~四段 | 和顔愛語 | |
10級~1級 | 正倉院 | |
かな半紙 | 五段~誌友 | 夕さ礼盤かと多能稲葉をとつれ弖阿し能万ろ屋尓秋可世所ふ久 |
初段~四段 | 玉のをよたえ奈八多盈ねな可らへ者しのふること能よわりもそする | |
10級~1級 | さきゆめみし 恵ひもせ寸ん | |
漢字条幅 | 初段~誌友 | 花鳥風月 |
10級~1級 | 東尋坊 | |
かな条幅 | 10級~誌友 | 秋日よ利千羽すゝ免の者おと可那 |
新和様 | 初段~八段 | 愛それは見返りを求めない |
10級~1級 | 寂しさや須磨に勝ちたる濱の秋 | |
ペン | 初段~八段 | 直江津午後一時五分発の列車で新潟に向かった。 沿線はもう田植えが終わって、見渡すかぎり青田が続いている。 |
10級~1級 | 天 於 幾 川 部 仁 保 不 祢 武 て お き つ へ に ほ ふ ね む |
|
日常の文字を書こう! | 新潟 上越 長岡 福井 敦賀 若狭 | |
一字書 | かな一字書 | い |
漢字一字書 | 以 |
一般版
漢字半紙 | 準六段~会友 | 山雨捎渓足 |
準初段〜五段 | 邯鄲淳之令範 | |
5級〜1級 | 菜重芥薑 | |
10級〜6級 | 海醎河淡 | |
かな半紙 | 準六段~会友 | 秋風の吹きにし日より音羽山峰のこずゑも色つきにけり |
準初段〜五段 | 美ちの久のあ多しの末ゆみわ可ひ閑は春ゑさへよ利こ之能ひ之能ひ尓わ可ゝとのい多遣乃之美川さとゝ保みひとし久末ね者見久さおひ尓介利 | |
5級〜1級 | ひさ可た能な可尓於ひ多るさと那礼者悲可りをの美曽多のむへらなる | |
10級〜6級 | きり われ うめ ちる ふゆ つゆ ふて ほし みとり こゝろ | |
新和様半紙 | 準六段~会友 | 目になれし山にはあれど秋来れば神や住まむとかしこみて見る |
準初段〜五段 | こころの窓は数をたくさんに そして出来るだけ廣くあけておきたいものだ | |
10級〜1級 | 蘭の香や聖教帖を習はんか | |
漢字条幅 | 準六段~会友 | 重簾不捲留香久 古硯微凹聚墨多 |
準初段〜五段 | 預聞前史若之知幾其神惟睿作聖 | |
10級〜1級 | 菊花何太苦 | |
かな条幅 | 準六段~会友 | 小倉山麓の野べの花薄ほのかに見ゆる秋の夕暮 |
準初段〜五段 | 夕され盤小倉の山二奈久鹿八 今夜者奈可寸いね尓希らしも | |
10級〜1級 | 初冬能竹美と利那り詩仙堂 | |
新和様条幅 | 準六段~会友 | 過ぎ行ける生命をおもふ高谷山にあな傾ける片割の月 |
準初段〜五段 | しめやかに雨のふれゝや草の庵に住む身はゝやく秋を覺えて | |
実用書 | 有島武郎の手紙(臨書) | |
細字研究室 | 10級〜2級 |
延命十句観音経 観世音 南無佛 與佛有因 與佛有縁 佛法僧縁 常楽我浄 朝念観世音 暮念観世音 念念従心起 念念不離心 |
篆刻 | 規定 | 端虚 |
随意 | (好きな語句) | |
一字書 | 規定 | 聖 |
随意 | や |
ぺんの力
基礎コース | 規定課題 | 初段〜五段 | 小林一茶は、江戸時代の俳人の中で最も親しみやすい存在である。人間くさい詠み振りは、異彩を放っている。 |
5級〜1級 | 心配するよりも実行に移すと案外たやすいものだ。 | ||
10級〜6級 | 神無月 石榴 秋刀魚 サフラン うまこゆる | ||
専攻コース | 六段〜会友 | 大學之道、在明明徳、在新民、在止於至善。知止而后有定、定而后能靜、靜而后能安 | |
初段〜五段 | ありがたきもの 舅にほめらるゝ婿 また姑に思はるゝ嫁の君 毛のよく抜くるしろがねの毛抜 主そしらぬ従者 | ||
5級〜1級 | かなしくも遠山脈の晴れわたる秋の光にいでて来にけり | ||
10級〜6級 | 撥雲尋古道 倚樹聽流泉 | ||
随意課題 | 写経研究室 | 般若心経 延命十句観音経 | |
つけペン | 野ざらしを心に風のしむ身可な | ||
筆ペン | 布ぞうり作り 楽しく編んでリサイクル! 日時 十月二十四日(土) 午前十時〜午後三時半(昼持参) 場所 高原リサイクルセンター 定員 三十名(小学四年生以上) 費用 五〇〇円 持ち物 古着(Tシャツ類三枚)、裁ばさみ 洗濯バサミ二個、輪ゴム五〜六本 申込みNPO法人たかはら環境ネットワーク (TEL5321・6789) |
||
ボールペン | いつも何かとお世話になっております 本日家庭菜園で収穫した野菜をお送りいたしました 不揃いですがご笑味頂ければ幸いです 時節柄ご自愛のほどお祈り申し上げます 令和二年秋日 〒170−0012 豊島区上池袋七−一−四 唐木美沙様 町田市西成瀬五−二〇 當間都 〒194−0046 |
||
専攻コース (会友〜初段) つけペン |
久方の雲のうへにて見る菊は天つ星とぞあやまたれける | ||
専攻コース (会友〜初段) 筆ペン |
リモートによるボイストレーニング講座 体幹を鍛えながら、正しい発声の基礎を学びます 日 時 10月6日・13日・20日(火曜日) 午後2時〜3時30分 講 師 山瀬香美氏 定 員 20名(無料) 形 態 レッスンは Zoom というオンライン会議ツールを使って行います 申込み 文京区立社会教育センター (5678−1234) |
||
専攻コース (会友〜初段) ボールペン |
かつて、比田井天来が小倉の書学院で講演した時、ある一人の聴講生が「先生、どんな書がよい書なのでしょうか」とたずねた。すると天来は「沈着にして飛動のあるものがよい」と答えた。ことばは簡単だが、まことに要を得た表現だと感心した。 |