公益財団法人日本書道教育学会

文部科学大臣賞

第71回 文部科学省認定 社会通信教育修了者表彰

文部科学省の認定を得ている本会の通信教育講座を受講し、優秀な成績を修められた4名の方が文部科学大臣賞を受賞されました。残念ながら授賞式は中止となってしまいましたが、ここに受賞者の喜びのこえを紹介します。

受賞者の声

栄えある文部科学大臣賞を受賞された方々の、喜びの声を御紹介いたします。
受賞者一人ひとり、受賞までのさまざまな思いを込めて語られています。現在受講中の皆様にも励ましとなり、また目標となることと思います。

第71回 受賞者 よろこびの声

文部科学大臣賞を受賞して 鹿島 理依子 書道基礎科講座
文部科学大臣賞を受賞して 山内 幸恵 書道専攻科講座
ペン習字基礎講座を修了して 坂井 珠江 ペン習字基礎講座
「ペン習字教育講座」を修了して 加藤 恵 ペン習字教育講座

文部科学大臣賞を受賞して書道基礎科講座 鹿島 理依子

書道基礎科講座 鹿島 理依子

この度、文部科学大臣賞という素晴らしい賞を頂きまして誠に光栄に感じております。

私が通信教育を始めた理由は、仕事をしながらも自分のペースで好きな書道の基本をしっかり学んでいきたいと思ったからです。書道基礎科講座では、筆の持ち方から始まり、楷書、行書、草書、かなの順に学んでいきます。楷書や行書は幼い頃に習字教室で学んだ経験がありましたが、草書やかなは全く触れたことがなかったので基礎科講座の教材を丁寧に読み込み、何度も練習を重ねました。好きな書道とは言え、時には時間の確保が難しかったり、黙々と書き続けることが自分との闘いのような時もあり、辛く感じることもありました。しかし、辛い時こそ成長のチャンスだと信じ、自分が納得するまで書き込み、講座の課題に応じていきました。今振り返ると、とても充実した時間だったと思います。

これからも基礎科講座で学んだことをベースに、様々な法帖の臨書に励んでいき、創作もできるように精進していきたいと思います。

最後になりましたが、丁寧に御指導して頂いた先生、ありがとうございました。

文部科学大臣賞を受賞して書道専攻科講座 山内 幸恵

書道専攻科講座 山内 幸恵

この度は、文部科学大臣賞を頂戴し、身に余る光栄に存じます。

書道を通信教育で学ぶのは初めてでしたが、娘が小学校で習い始めるのをきっかけに、自分も学び直そうと一念発起しました。以前、主人の中国赴任に帯同し、中国文化に触れた懐かしい思い出も学ぶことへの後押しとなりました。

毎日練習することを目標とし、古法帖を学ぶうちに自分の好む書が次第にわかり、楽しく学習することができました。しかし、篆書は初めて学ぶ書体でしたので大変難しく、思い通りに書けずあきらめかけました。わからなかった運筆は、教科書の丁寧な説明を以って臨書を重ね、また講師の先生方の的確なご指導のおかげで少しずつ理解が深まりました。創作課題に向けてイメージを膨らませるために、展覧会等で作品鑑賞をさせていただくこともとても勉強になりました。

私にとって、姿勢を正し静と動の入り混じる書の時間は格別です。まだまだ努力が足りませんが、この受賞を励みにこれからも精進したいと思います。

ペン習字基礎講座を修了してペン習字基礎講座 坂井 珠江

自分の時間に少しゆとりが持てるようになった時、「字の上手は一生の宝」との小学生の時の担任の先生の言葉を、あらためて思い出していました。-そうだった。字が上手に書けるようになりたかったのだ―と。

以前より耳にしていた書学院の門をたたき、書道師範科で学びました。卒業後は、自分の名前すら上手く書けない硬筆を、基本から学びたいとの思いから、通信教育のペン習字基礎講座を受講することにしました。

 限られた枚数の用紙に清書したものの、提出は納得いかない作品ばかりでしたが、赤ペンの丁寧でわかりやすい添削と、美しい文字の講評は、毎回楽しみであり、励みでもあり、次への意欲をかきたてられるものでした。

期間内に修了できましたことは、先生方のご指導のお蔭と感謝しております。

書の学びはまだまだこれからです。

「ペン習字教育講座」を修了してペン習字教育講座 加藤 恵

ペン習字教育講座 加藤 恵

子供の頃、習いごとブームに乗り、ペン習字の通信教育を受けていました。毛筆に比べ書いた時のペン先の硬い感じが好きになれなくて、早々に投げ出してしまったことを憶えています。書学院の書道師範科を卒業したら、硬筆をもう一度勉強しようと決めていたので「ぺんの力」と同時進行で「ペン習字教育講座」を受講しましたが、教室に通うのと違ってモチベーションを維持することの何と難しいことか! 深夜カリカリと響くペンの音、コーヒーと随分仲良くなりました。ややもすると楽な方に流れたくなる自分を支えてくれたのは、毎月ちょっぴりずつ増えていく点数と、先生の講評の美しい赤い文字。こんな風に書きたいと憧れながら、なんとか修了することができました。

思いがけない受賞でしたが、好きなことを追いかけて生きていけることの幸せを感謝しつつ、新たな気持ちで書に向かい続けていきたいと思います。