検定試験
本会実施の検定試験についてご案内いたします。
検定試験とは

本会が昭和35年から実施している全国書道検定試験、また、昭和56年から実施している全国ペン硬筆検定試験は、日本の書道界で最も権威ある検定試験として全国的に実施されているものです。実技・理論両面にわたる試験によって厳密に実力を査定し、最高位の師範では面接試問も行なって、真に実力のある指導者を認定いたします。
師範、司教、助教の合格者には申込に応じて免許状を交付し、更に師範には師範免許の標札を交付して、その活動を効果的にバックアップしています。合格者は、この資格をもとに全国各地で学校教育、生涯学習の一翼を担って活躍中です。
当会認定の師範免許は、信頼されうる指導者としての実力を最も裏付けているものです。
また、生涯学習インストラクター(都道府県・市区町村教育委員会主催の学習会・公開講座での指導など)2級を取得するには本検定試験の「助教」以上の資格が、1級を取得するには「師範」の資格が必要です。
初めて受験される皆様へ
今回初めて受験される皆様は、どの試験を受験されるか悩まれているかと思います。
資格認定では、書道・ペン硬筆それぞれの師範・司教・助教の資格を取得することができます。合格者には免許状(有料)が発行されますので、将来指導者を目指す方にとっては、実力の証明書を得るためにも必須の試験です。
しかし、いきなり資格認定はハードルが高いと思われる方もいるでしょう。そんな方は、実力認定から始めることをお勧めします。この試験は成績によって上級・中級・初級のいずれかに認定され、不合格という結果は出ません。書道・ペン硬筆の学習を始めたばかりの方や、基礎を見直したい方には、学習の成果を確認するのに最適です。
どの試験を受けたらよいか迷っている方には、要項を配布しています、角型3号以上の返信用封筒と切手(180円)を同封の上、下記送付先通信教育部までご請求ください。
<過去問の請求方法>1部:3000円で過去問をお送りします。
■お振込の場合
通信欄に氏名、送付先住所、電話番号(振込人と同一の場合は記入不要)、書道・ペン硬筆の別、受験種別(師範・司教・助教・級位)を明記の上、下記振込先へお振り込みください

加入者名:(公財)日本書道教育学会通信教育部
■現金書留の場合
氏名、送付先住所、電話番号、書道・ペン硬筆の別、受験種別(師範・司教・助教・級位)を明記した書類を同封の上、現金書留で下記までお送りください。
〒101−8358 東京都千代田区西神田2−2−3
公益財団法人 日本書道教育学会 通信教育部
合格の目安
合格の目安としては、司教は通信教育「書道専攻科講座」「ペン教育講座」の受講生及び修了生で平均80点前後、助教は平均77点前後です。
また、級位認定試験では、大体4割前後の得点で初級、6割前後で中級、8割前後の得点で上級となります。いったん取った級位から下がることはありません。上級取得者は、助教とほぼ同等の実力を持っていることになります。
受験料
書道 | ペン硬筆 | ||
---|---|---|---|
師範 | 25,000円 | 師範 | 14,500円 |
司教 | 13,000円 | 司教 | 10,500円 |
助教 | 10,000円 | 助教 | 8,000円 |
級位 | 4,000円 | 級位 | 3,500円 |
免許状・認定証・標札の交付料
書道 | ペン硬筆 | ||
---|---|---|---|
免許状 | 師範 | 26,000円 | 16,500円 |
司教 | 13,000円 | 9,500円 | |
助教 | 10,000円 | 7,500円 | |
認定証 | 上級 | 3,500円 | 3,500円 |
中級 | 3,000円 | 3,000円 | |
初級 | 2,000円 | 2,000円 | |
標札 | 師範 | 43,500円 | 43,500円 |