優秀作品紹介
不二誌一般版 11月号
今月の最優秀作品
| 支部 | 作者名 | 選評 | |
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清苑 | 亀川 清苑 | 書譜も回を重ね漸次通暁暢達の風を呈す。最初から落款まで血脈貫通し一点一画も忽せにせず見事な臨書である。 |
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神さ | 八鍬 清峰 | 懐の広い字形と穏やかな筆致で秋萩帖の趣をよく捉えている。墨色・筆圧の絶妙なコントラストが美しい臨書。 |
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松 | 角田 茅水 | 静かな線が落ち着いた雰囲気を出している。行に気脈があり明るく妙趣に富む。落款印で全体を引き締めた。 |
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伊賀 | 石田 春水 | 筆鋒は紙面を捉えて鋭く、しかも自在。雅印一顆の落款も過不足なく、淡墨を活かした秀作である。 |
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初音 | 岡本 智子 | 滲みによる線質の重さ、軽やかな渇筆部の連綿、結句の墨で、明暗軽重の表現をした。大らかな筆意の中に稜稜たる骨力を見る。 |
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采女 | 熊野 素心 | やわらなか墨色で、長鋒の筆を自在に操り、運筆、太細、潤渇、字形の変化を極限にまで楽しみ、流麗に纏めた作。 |