優秀作品紹介
不二誌一般版 10月号
今月の最優秀作品
| 支部 | 作者名 | 選評 | |
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九書 | 石橋 栄子 | 文字の大小関係を生かし乍らの配置調整や顔法によるふくよかな線の表情・形・筆脈等の臨書力、表現力に魅せられる。 |
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一穂 | 吉田 恭子 | 字幅をゆったり巧みに捉えている。三行目渇筆部までの墨色の変化が自然で、潤渇がはっきりとした明るい作品。 |
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きし | 根来佐枝子 | 二段構成で上部と下部の空間、さらに行間の余白にも気を配り穏やかで気負いもなく品致ある作。墨色も良し。 |
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松 | 角田 茅水 | いつもながら熟達の書美を見せ、才気ある中に、運筆暢逹し韻致ある趣は捨て難い。今作も見るほどに心に残る。 |
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白山 | 松岡 清翠 | 太細織り成す闊達な筆さばきに魅了される。渇筆の中に冴えた線は連綿の妙を奏で涼風を吹き込む。 |
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伊賀 | 石田 春水 | 澄んだ墨色に運筆のリズムと多様な線の変化が行間の広狭を出し全体に変化と統一が効いた気品ある明るい作。 |